米国で日本発のイチゴの人気に火がつき、収穫量が20倍にもなる巨大工場の稼働が始まった。日本時間おととい米国CNNが取り上げた男性は、米国・ニューヨークで日本のイチゴを栽培し、販売を行うスタートアップ企業の古賀大貴代表。イチゴを栽培している場所は工場の中。そのおいしさからイチゴが売れに売れ、この度、新たに最先端のメガファームを建設。年間を通して高品質な日本のイチゴを生産し、従来の20倍もの収穫量を目指している。イチゴの栽培でなぜ世界最大級の植物工場を稼働させるまでになったのか。Oishii Farm・古賀大貴CEOは「イチゴという味に差が出やすいものにフォーカスした」「おいしさを追求し、品種改良を重ねている日本の野菜や果物はまさに植物工場で生産するうえで最適」と胸を張る。ファームでは温度や湿度が自動で制御されているほか、AI(人工知能)を用いることで室内でもハチによる受粉を可能にしている。画像認識技術を活用して24時間体制でイチゴの成長を見守り完熟するとロボットが自動収穫する仕組み。