43年ぶりとなるドジャースvsヤンキースのワールドシリーズが開幕。初戦、大谷翔平は第4打席で、あと少しでホームランという2ベースヒットでチームを鼓舞する。続くベッツの犠牲フライで同点とし、試合は延長戦へ。1点ビハインドで迎えた10回裏、2アウト満塁で打席にはフリーマン。ワールドシリーズ初のサヨナラ満塁ホームランで、ドジャースが勝利を収めた。昨日の第2戦で先発を任されたのは山本由伸。ジャッジから三振を奪うなど、1回からエンジン全開。その後も強力なヤンキース打線を寄せ付けず、4回からは1人もランナーを出さない圧巻のピッチング。7回途中1安打1失点でマウンドを降りると、ファンが総立ちで出迎える。本拠地で2連勝を飾ったドジャースだが、ハイタッチの中に大谷の姿はなかった。7回裏にフォアボールで出塁し、盗塁を狙うが失敗。すると左腕を押さえ、苦悶の表情を浮かべる。トレーナーに左腕を支えられ、ベンチ裏に下がると、球場の雰囲気は一変して沈黙に。大谷の状態についてロバーツ監督は「軽い肩の亜脱臼だった」とした。悲願のワールドシリーズ制覇まであと2勝。大谷はあすからの試合に出場することは出来るのか。