先月開催の第97回アカデミー賞で日本を題材にした作品が「短編ドキュメンタリー賞」にノミネートされたドキュメンタリー監督・山崎エマ監督にインタビュー。タイトルは「Instruments of a Beating Heart」。日本の公立小学校に4000時間密着し授業、掃除、給食の配膳、学校行事の準備などありのままの学校教育を取材。これをもとに2本の作品を制作。1本は世界で公開された1時間39分の長編作品「小学校〜それは小さな社会〜」。もう1本がアカデミー賞候補となった23分の短編作品。「やってきてよかった」と話す山崎監督はイギリス人の父と日本人の母をもち神戸で生まれ、19歳の時に渡米しニューヨーク大学の映画制作学部を卒業。編集助手としてキャリアをスタート。日本の小学校を題材にした理由は、大人になって気づいた小学校時代の経験からだという。
山崎エマ監督にインタビュー。映画「小学校〜それ は小さな社会〜」では1年生に密着。クラスで先生が教えていたのは勉強だけでなく美しい姿勢や掃除の方法、集団行動などにわたり、一般的な日本式の教育は海外から驚かれるという。映画の反響は広がりアメリカ、エジプトのほか、フィンランドでは20館で公開され4か月のロングラン上映を果たした。山崎監督が映画を通して伝えたいことは「教育に関心を持ってほしい。大人たち、私たちの責任を思い返すきっかけにしたい」。
山崎エマ監督にインタビュー。映画「小学校〜それ は小さな社会〜」では1年生に密着。クラスで先生が教えていたのは勉強だけでなく美しい姿勢や掃除の方法、集団行動などにわたり、一般的な日本式の教育は海外から驚かれるという。映画の反響は広がりアメリカ、エジプトのほか、フィンランドでは20館で公開され4か月のロングラン上映を果たした。山崎監督が映画を通して伝えたいことは「教育に関心を持ってほしい。大人たち、私たちの責任を思い返すきっかけにしたい」。
URL: http://www.nyu.edu/