米国のバイデン大統領は3日イランによるミサイル攻撃を受けてイスラエルがイランの石油施設を報復攻撃するのを支持するか問われ、「協議しているところだ」と述べた。その後、バイデンは記者団にイスラエルに石油施設を攻撃しないよう促したか問われると公の場で交渉はしないと明言を避けた。こうした発言を受け原油価格が一段と上昇している。ニューヨーク市場では代表的な先物価格の上げ幅が5%を超えて急騰した他、東京市場でも中東産の先物価格がおよそ1カ月ぶりの高値水準をつけた。年内に補助金が期限を迎えるガソリンや灯油の価格への影響が懸念される。