週明けのきょう、日経平均株価は、取引開始と同時に、史上初めての4万円の大台を突破した。上げ幅は一時400円を超え、4万300円台まで上昇した。株価を押し上げているのは、生成AIの急速な広がりで、世界的に需要が急増している半導体だ。先週末のニューヨーク市場では、ナスダック総合指数が2日連続で史上最高値を更新し、これを追い風に、東京市場でも、半導体関連銘柄に買い注文が膨らんだ。終値は、198円高い4万109円となり、2営業日連続で史上最高値を更新した。ことしに入り、日経平均株価は、7000円近く上昇し、急ピッチな値上がりには警戒感もあるものの、市場関係者からは、4万円は通過点という強気な声も多くあがっている。半導体以外の銘柄にも買い注文が広がるかが、今後の焦点だ。
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