大和証券キャピタルマーケッツアメリカ・シュナイダー恵子さんに話を聞く。シュナイダーさんは「FOMCやNVIDIAの重要イベントを通過し、イースターホリデーを迎える中、消化試合のように方向感がない。IPO銘柄やマグニフィセント・セブン、AI系半導体などグロース株が買われたがNVIDIAの下げをきっかけに利益確定売りが強まった。テスラが大幅続伸、決算で急騰したマイクロン・テクノロジーが連日の上昇。需給面では数週間、期末のりバランス、自社株買いのブラックアウト、確定申告の期限と向かい風、ただソフトランディング期待とAIのテーマは健在。S&P500の来期のEPS予想が277ドルまで切り上がり、数社が年末の目標値を15%プラスに引き上げている。パウエル議長はFOMC後の会見でインフレ高止まりでも雇用指標が予想外に弱まれば利下げに動くとしており、来週の雇用統計が相場の行方を決めそう」などと述べた。
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