第一生命(DLI NORTH AMERICA)の松谷拓弥が解説さんは「ハイテク企業はディープシークショックで、昨日は株価が大幅に下落しました。アメリカのハイテク企業の投資額は年々増加しており、市場では急拡大する設備投資について再び懸念が広がっています。マイクロソフトは、29日に決算を発表しますが、これに先立ち先日には2025年6月期までに約800億ドルをデータセンターに投じる計画を発表しました。巨額の設備投資が収益を圧迫しているとの懸念が続く中、2024年の株価はマグニフィセント・セブンの中で最も冴えない動きとなっていました。こうした中、マイクロソフトは先日、オープンAIを独占する契約を一部変更することで、短期的な設備投資リスクを軽減する動きも見られています。メタについては、まずTikTokを巡る動向が注目されます。アナリストからは広告主やユーザーがTikTokから離れた場合、メタが最も恩恵を受けるとの指摘も出ています。メタも、先日決算に先立って積極的なAI設備投資計画を公表しており、2025年には前年から約6割増の650億ドルに達する見通しで現状同業他社と同じく積極投資の姿勢です」などと話した。
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