外国為替市場では円安が進み一時、1ドル155円70銭台をつけた。およそ34年ぶりの円安水準の更新。米国2024年1−3月期のGDPは前期比1.6%のプラスとなった。一方で、市場が注目するインフレ指標であるPCE(個人消費支出物価指数)が3.7%のプラスと市場予想を上回った。根強いインフレが改めて意識され米国の金利が上昇したことで金利の低い日本の円が売られる円安基調に大きな変化はなかった。設備投資は2.9%、住宅投資は13.9%のプラス。GDPのおよそ7割を占める個人消費は2.5%のプラスと底堅い伸びを維持した。(中継)ニューヨーク。