米国・ニューヨークの国連本部で開かれた未来サミットで23日、ウクライナのゼレンスキー大統領が演説し、「プーチンは世界の未来を奪うことは決してできない」と述べた上で各国に支援継続を呼び掛けた。ニューヨークの国連本部で開かれた未来サミットは、紛争や気候変動など、地球規模の課題を議論するもので、最終日の23日、ウクライナのゼレンスキー大統領が世界の首脳らを前に演説し、各国に対し正義と平和の未来のために支援を継続するよう呼び掛けた。サミットでは、ロシアによるウクライナ侵攻で機能不全が露呈した安全保障理事会について、緊急の改革が必要と明記した成果文書「未来のための協定」を採択した。安保理は24日にウクライナ情勢を協議する会合を開く予定で、ゼレンスキー大統領も出席する見込み。