ネタニヤフ首相は国連で演説し、「レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは国際社会におけるテロ組織だ」と述べ、攻撃を継続する意思を改めて示した。日本や米国などが21日間の即時停戦を求めた共同声明には言及しなかった。また、対立するイランの核兵器開発に懸念を示し、核問題に関する安保理の制裁決議の規定復活を求めた。その上で「我々が攻撃された場合、イランに対して報復する」とけん制。演説に先立ち、ネタニヤフ首相が議場に姿を現すと、対立するイランやレバノン、パレスチナの代表が一斉に議場を後にする場面もみられた。