国連の安全保障理事会は20日、イスラエルとイランの軍事衝突をめぐり緊急会合を開き、国連・グテーレス事務総長は「衝突の拡大は誰にも制御できない事態を招く可能性がある」と警鐘を鳴らした。会合ではイラン側は核施設への攻撃は国際的な核不拡散の体制に対する暴行だなどと非難する一方、イスラエル側は、イランが兵器に近いレベルまでウランを濃縮していると主張し、こうした脅威を無力化したとして、謝罪はしないと強調した。また、後ろ盾となっているアメリカ側も「イランは核開発への野心を放棄すべきだ」と非難した。
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