- 出演者
- 杉江勇次 梅澤廉 石川みなみ
オープニング映像。
きょうも各地で厳しい暑さになった。富山の最高気温は36.3度と今年初めての猛暑日。きょう、全国で最も気温が上がったのは石川・小松で36.9度。6月の観測史上1位の暑さ。このほか、新潟・三条で36.0度、新潟市新津で35.9度と猛烈な暑さとなった。また東京都心で31.4度と、6日連続で真夏日。今夜は全国的に気温が下がらず熱帯夜となるところも多そう。また、あす日中は関東内陸、北陸、東北南部で35度前後まで上がるところがあり、昼夜を問わず熱中症対策が必要。
あす投開票の東京都議会議員選挙。きょう、選挙戦最終日を迎えた。各党は党首クラスも投入し、最後の訴えを続けている。42選挙区、定数127人。平成以降最多の295人が立候補。各党は夏の参院選の前哨戦と位置づけ、国政選挙並の態勢で臨んでいる。自民党・石破茂総裁は「すぐに役立つ政策、それが給付金だと思っています」、都民ファーストの会・小池百合子特別顧問「みんなにチャンスがある東京都作っていきましょう」、公明党・斉藤鉄夫代表は「子どもの医療費無料化などを実現してきたのが公明党」、日本共産党・田村智子委員長は「暮らしを守るために実現をしていくのが日本共産党」、立憲民主党・野田佳彦代表は「脱税のようなことをする人たちがいっぱいいる自民党を認めるのか」、日本維新の会・岩谷良平幹事長は「維新は実行力、しがらみがない改革ができる」、国民民主党・玉木雄一郎代表は「都政と国政が連携して取り組んでまいりたい」、再生の道・石丸伸二代表は「ただただ皆さんのために、都民のために動ける人材を見つけてきた」などと述べた。東京・生活者メットワーク・岩永康代共同代表は「当たり前のことを当たり前のようにやっていける都議会に変えていきたい」、れいわ新選組・櫛渕万里共同代表は「物価高に苦しむ人々にしっかりお金を回せるような政策を行っていきたい」、参政党・神谷宗幣代表は「都税の配り方が下手だから経済が伸びない」、社民党・福島瑞穂党首は「富裕層や大企業のための都政を変えたい」、日本保守党・有本香事務総長は「不動産を変えない状況を是正していく」などと訴えた。
国会では野党7党が提出したガソリン税の暫定税率を廃止する法案を巡り、土曜日に異例の審議が行われた。立憲民主党など野党7党が提出したガソリン税の暫定税率を来月1日から廃止する法案は、参議院の財政金融委員会で審議が行われた。審議を終え、野党側は法案の採決を求めたが、与党側は「さらなる審議が必要」との主張を崩さず、自民党に所属する委員長も委員会を打ち切って採決に応じなかった。これに対して野党側は、委員長の委員会運営を批判。委員長の解任決議案を提出するなど反発している。野党としては、参院選を控え、異例の土曜日審議を行い、ガソリン価格の引き下げといった物価高対策にこだわる姿勢をアピールをする狙いがある。ただ、参議院は与党が過半数を確保しているため、法案の成立は難しい情勢で、与党からは「単なるパフォーマンスだ」との指摘も出ている。
イスラエルとイランの軍事衝突をめぐり、アメリカのトランプ大統領は20日、イランが求めているイスラエルの攻撃停止について、非常に困難だとの認識を示した。トランプ氏はイランへの攻撃に踏み切るか2週間以内に決めると表明したことについて、「イランが正気を取り戻すかどうか見極める時間だ」と説明。その上で、「猶予期間を与えいるが、最長でも2週間だろう」と強調した。また、イランが20日に、イギリスやフランスの外相らと協議したことを巡っては、「ヨーロッパには解決できない」と述べ、イランはアメリカと話をしたがっていると主張した。
国連の安全保障理事会は20日、イスラエルとイランの軍事衝突をめぐり緊急会合を開き、国連・グテーレス事務総長は「衝突の拡大は誰にも制御できない事態を招く可能性がある」と警鐘を鳴らした。会合ではイラン側は核施設への攻撃は国際的な核不拡散の体制に対する暴行だなどと非難する一方、イスラエル側は、イランが兵器に近いレベルまでウランを濃縮していると主張し、こうした脅威を無力化したとして、謝罪はしないと強調した。また、後ろ盾となっているアメリカ側も「イランは核開発への野心を放棄すべきだ」と非難した。
中東情勢が緊迫化する中、現地にいる日本人退避に備えるため、航空自衛隊の輸送機がアフリカ東部のジブチに向け出発した。鳥取県境港市の美保基地からジブチへ向かうのは航空自衛隊のC-2輸送機2機。出発前に出国行事が行われた。ジブチへ派遣されるのは、陸上・航空自衛官120人。
きょうのナショナルズ選、ドジャース・大谷翔平選手が4試合ぶりにタイムリーヒット。勝利に貢献した。また、今シーズン2度目の先発登板(あさってナショナルズ戦)へ準備を進めている。
きょう、大阪で開幕したXゲームズOSAKA2025。BMXパークで日本のエース関西出身の中村輪夢選手が新技で場内を沸かせた。地元関西で、この種目日本勢初優勝。
第三者の精子や卵子の提供で生まれた子どもの出自を知る権利に関わる法案が国会に提出されたが、審議入りすることなく、あす閉会を迎える。長年、法制化が望まれてきた一方で、見直しを求める声も大きかった法案。当事者の思いを取材した。アオイさん(仮名)は、父親が無精子症で第三者からの精子提供で生まれ、中学3年生でその事実を母親から知らされた。日本では第三者の精子提供による人工授精は、1948年に慶応大学病院で初めて実施され、これまで1万人以上が生まれたとされている。現在はいくつかの医療機関で実施されているものの、ほとんどの提供が匿名で行われてきた背景があり、親も生まれた子どもも提供者を知ることはできない。第三者の精子や卵子提供で生まれた子どもの出自を知る権利を巡っては、厚労省の専門家の部会が20年以上前に法整備の必要性を指摘したものの、事実上放置されてきた。ことし2月、与野党4会派が議論をまとめ法案を提出。ところが、内容が不十分と見直しを求める声が相次いだ。アオイさん(仮名)は「自分がどんな人間から生まれてきたか、本当にそれだけ知りたい」などと話す。
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