週末、ニューヨークの街角で日本のアマチュア相撲「天皇杯」ならぬ、アメリカの「エンパイアカップ」が行われた。アメリカやカナダの相撲クラブから出場者が集まったこの大会は今年で2回目。今では全米で約400人が競技に登録しているとも言われている。大相撲とは異なり、マイクパフォーマンスがあるほか、タトゥーも認められている。男性は体重別に階級が分けられ、女性や子どもの部門もある。相撲をアメリカ流に変化させる一方で、取組後には礼をするなど日本文化の礼節を大切にしている。大会のヘビー級に初出場のダイソンさんは8年前、友人に見せられた大相撲の動画をきっかけに、去年には「New York Sumo Club」で稽古にも参加し始めた。迎えた大会当日、相手を豪快に投げ初勝利。2戦目も勝ち、3戦目でバランスを崩し押し出され黒星を喫した。無料で観戦できるとあり、約4000人の観客が集まった。多くの人が生で相撲を観るのは初めてだった。初めて相撲を観た人は「言葉の意味は分からないけど、選手たちが礼儀作法を重んじているのが伝わってくる」などと語った。
