徳島県のポツンと一軒家を訪れ、主の進さん秀代さん夫婦に話を聞いた。母屋は築130年でかつては茅葺き屋根だった。今もトタンの下は茅葺き。居間は12畳で現役の黒電話が置かれていた。ガスはプロパンで業者がプロパンボンベを配達してくれる。3年漬けの梅干しやかりん酒を見せてくれた。冬は寒いときでマイナス5℃になるといい、昔は冬も草履を履いていたという。進さんは小さい頃は一番多いとき11人家族だったと話した。特産品の半田素麺やネギ入り卵焼き、梅干しなどを振る舞ってくれた。半田素麺は他のそうめんと比べて一回り太く、つるりとした喉越しが特徴。進さんはポツンと一軒家は僕らの代で終わり、辛いけど時代に合わせていかないとと話した。