テーマはネコの高齢化。飼育されている数は全国で915万頭あまり。医療やペットフードの改善などが進んだことで平均寿命は去年の時点で15.92歳と上昇傾向が続いている。人間で言えば70歳を超える高齢のネコたちを預かっている「老ネコホーム」を紹介。年を取ると病気になりやすいのはネコも同じ。特に深刻なのは腎臓病で、高齢のネコと飼い主を悩ませている。15歳から20歳のネコの8割が腎臓病だったという報告もある。腎臓は体の中のごみを処理し、尿として外に出す。腎臓が働かなくなると、ごみが体の中に溜まっていってしまい、様々な症状が出る。ネコを救おうと今、薬の開発が国内で進んでいる。