ミャンマー民主派の司令官は3年前のクーデター以降若者400人からなる武装組織を率いている。結成は1988年で民主化運動が活発化した。運動は武力で弾圧されるが民主化運動の挫折を経験した学生たちが武力による民主化の実現を目指し全ビルマ学生民主戦線が結成された。司令官は結成当時からのメンバーで20年以上軍と戦っている。2016年アウン・サン・スー・チー政権が発足し司令官は軍との和平交渉に参加し銃をおろした。しかし、2021年クーデターが発生し平和的手段で民主化を目指すことに限界を感じた学生たちが司令官のもとに集まった。軍との交戦は3年間で280回以上で若者ら30人が犠牲になった。