今定例会における論点について各会派はどのように考えているのか伺う。公明党政調会長・まつば多美子は「令和7年度の予算編成を意識しての論戦になると思っている。元気な高齢者へのシルバーパスも大事だと思っている。さらに物価高騰対策については低所得者の方だけではない支援が大事だと思っている。決算特別委員会においてすでに令和5年度からの繰越金を活用して物価高騰対策をすべきと提案している」など述べた。日本共産党政調会長・白石たみおは「総選挙では暮らしが大変な一方で、政治家が裏金をつくっていたことに怒りが広がった。見返り政治の根を断つために全力を尽くしていきたい」など述べた。立憲民主党政調会長・西崎つばさは「人材不足という観点から議論させていただきたい。あらゆる業界が今人手不足。とくに中小企業においては経営に支障をきたしているという状況。働き方改革、フリーランスなどの支援。非正規雇用の支援だったりなど提案を重ねていきたい。日本被団協がノーベル平和賞を受賞したということで平和について施策の強化をしていきたい」など述べた。自民党政調会長・松田康将は「厳しい経済環境が続く中、事業継承や人材育成、中小企業の支援にも力を入れていく議論、災害時の医療体制の充実強化なども議論していきたい」など述べた。都民ファーストの会政調会長・後藤なみは「来年度予算に向けた議論になる。カスタマーハラスメントについての政策も、実効性のある政策の中身になるよう提案していきたい。また、闇バイトなどの不安を解消する政策についても提案をしていきたい。」と述べた。