ノーベル平和賞を授与された日本被団協の代表委員が、ノルウェーの首相と面会した。授賞式から一夜明けた11日、日本被団協・田中煕巳さんら代表委員の3人は、首都オスロでストーレ首相と面会した。面会後に行われた共同記者会見で、田中さんは「ノルウェー国民から歓迎を受け、涙が出るほどうれしい」と感謝を述べた上で、ロシアなどによる核兵器の使用が危ぶまれる現状にも触れた。これに対して、ストーレ首相も「核のタブーを守り続けなければならない」と述べた。被団協代表団は日本時間の12日にオスロを出発し、13日に帰国する予定。