イスラエル軍は19日、ガザ地区南部のラファでハマスの拠点を空爆したと発表した。「部隊がハマスから攻撃を受けたため」としている。イスラエル首相府の報道官は「ネタニヤフ首相がガザ地区内のテロ目標に強力な措置を取るよう指示した」と述べた。一方ハマスは声明で「停戦合意に違反しているのはイスラエルだ」と反論した。「停戦発効直後からイスラエル軍が民間人を標的にし、46人が死亡した」と強く非難している。また「人道物資や医療機器の供給も妨げられている」と訴えた。アメリカのニュースサイト「アクシオス」は「イスラエルは今回の攻撃を事前にトランプ政権に通知した」と報じていて、アメリカはイスラエルに対し「自制を示すよう促した」としている。
