東京の桜の開花予想は3月24日。コロナ5類移行後初のお花見シーズンとなるが、2024年度の花見による経済効果は今年初めて1兆円を超えるという試算もある。その一因となっているのがインバウンドへの期待だ。今日はまだほとんど咲いていないにも関わらず、すでに多くの外国人観光客が訪れていた。外国人観光客が日本に来て体験したいことランキングの調査によると、2位に桜の観賞がランクインしている。「さくらもち」などの桜グルメを楽しむ人も見られた。外国人観光客獲得のため千代田区は今年から、桜の名所である千鳥ヶ淵周辺などを巡る「インバウンドツアー」を始めるという。明日から行われる「千代田のさくらまつり」に合わせて、明後日からツアーが開始される。ツアーで立ち寄るという酒店では、去年から外国人接客用のマニュアルを作成しており、お花見セットの販売も始めた。千鳥ヶ淵目の前のイタリアンでも、外国の人に分かるように英語翻訳したメニューを用意していた。