ワールドサーフィンゲームズを日本人で初めて優勝して大会の団体優勝に貢献、日本男子のパリ五輪出場枠を獲得した五十嵐カノア。サーフィン好きな日本人の両親のもと米国で生まれ育ち、東京五輪では銀メダルを獲得した。去年からは米国の名門ハーバード大学の大学院に進学し、経営学を学んでいる。「厳しい環境での勉強は、サーフィンに活きる」とカノア。パリ五輪の会場である、タヒチ・チョープーの波は最大7mにも達する。カノアは「初めて乗ったのは12歳ぐらい」「もうやりたくないイメージ」「波に勝つというよりも自分の怖い気持ちに勝つ感じ」「パリ五輪はA.R.E.をとる(金をとる)」と意気込みをみせた。