先月末、トランプ政権はハーバード大学に対し多様性部門の閉鎖など反ユダヤ主義を取り締まることを要求し、従わない場合は約1.3兆円の助成金を打ち切ることを発表。しかし大学側は政権の要求を拒否。結果助成金は一部約3100億円が凍結された。これに関連してクリスティ・ノーム長官は「大学は留学生からの資金援助に依存している」とした上で「反ユダヤ主義に屈服し過激派暴動の温床となり国家安全保障を脅かしている」として補助金約3.8億円の打ち切りを発表した。さらに留学ビザ保有者の違法行為や懲戒処分等について情報提供するよう要求。従わない場合は大学の留学生受け入れ資格を剥奪し、学生には自主退学を迫るとのこと。中野さんは「どんな学生も世界最高峰の学びができるアメリカの良さを無くす愚かな政策」などと話した。