18日、ウクライナのゼレンスキー大統領とアメリカのバンス副大統領がローマで会談。二人は2月にホワイトハウスで行われた会談で激しい口論となったが、今回の会談は笑顔で進行。ゼレンスキー大統領は自身のSNSに「アメリカ国民の支援・リーダーシップに感謝」と投稿、ロシアへの圧力を強めるよう訴えたとみられている。日本時間19日午後11時からはアメリカとロシアの首脳による電話会談が行われる予定。16日に行われたロシアとウクライナの直接協議では大きな進展はなく、トランプ大統領は首脳同士のトップ外交で事態の打開を図りたい考え。米ロ首脳会談は今回で3回目。最初の会談では戦闘の終結に向けた交渉の開始で合意、2回目はプーチン大統領がエネルギー施設への攻撃を停止することで合意した。専門家は今回の会談について「ウクライナ問題でブレークスルーがあるか。これはおそらく難しいのではないか。難しいと判明した時米国がロシアに対し制裁を発動するのかロシアとの関係維持という選択肢をとるのかどちらなのかが焦点」と語った。