アメリカ・トランプ大統領の2期目の就任からまもなく1年。アメリカでは昨年末、トランプ政権の方針を受け、医療保険制度への補助金の一部のオバマケアが失効した。医療保険に加入していない人を対象にしたフロリダ州オーパロッカの無料診療所で今、患者が急増している。無料診療所創設者・シャビール・モーターワラ氏は「患者は少なくとも40%増える見込み」とコメント。オバマ政権は医療費が高額なアメリカで保険に加入しやすくするために導入したが、トランプ大統領はこれまで政敵のオバマ氏の名を冠した制度に反対。保険料が跳ね上がり、市民生活に大きな影響が出ている。持病を抱えている人には特に深刻。3年前に腎臓病を患った女性に話を聞く。医療は誰にでも必要なものなのに政治問題になっていることに胸が痛むと吐露。保険代理店には保険料を問い合わせる人々。オバマケアの失効で懸念されるのは無保険者の急増。無料診療所ではスタッフ増員や他の病院との連携などで増加する患者に対応する。議会下院は8日、失効したオバマケアの補助を3年間延長する方針を可決。上院での審議の行方は不透明で、市民生活への影響が長引くことが懸念される。
