タイの上院は18日、同性婚を認める法案について出席した議員152人のうち130人が賛成し可決した。法案では性別に関係なく婚姻を可能にするほか、相続などの権利も認めている。タイでは今年3月、下院でも法案が可決されており、今後は国王の承認を経て年内にも施行される見通し。同性婚の法制化は東南アジアでは初、アジア全体でも台湾とネパールに続き3例目となる。日本の弁護士らが設立した同性婚訴訟を支援する団体によると、世界で法的に同性婚を認めているのは今年3月の時点で欧米を中心に37の国と地域にのぼる。
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