今回の万博は人々にどんな記憶を残すことになるのか。開催費用の増加やチケット販売の伸び悩みなどに注目してしまうが、今の時代にイベントを行って何を残すのかが問われていると膳場氏はコメント。70年の万博は日本の復興などをシンボライズするものだったと寺島氏は話し、愛知万博では日本を産業大国としてアピールするものだったとした。それから25年経っての再びの万博だが、その間には東日本大震災など苦難があり、バラ色の未来など技術楽観論に立ったものではなく、苦難のプロセスを経て医療や防災にどういった技術を使ったのかなどメッセージ性のある万博にしてほしかったなどとも寺島氏は話した。畠山氏は万博のようなものに公共事業的にお金をつぎ込む時代ではなくなったなどとコメント。