柏レイソルの細谷真大と関根大輝の2人は、この日のFC東京との試合でもファンを沸かせるプレーがあった。細谷真大は、相手2人に囲まれてもフィジカルを強さを見せる。さらに、関根大輝のディフェンスから攻撃に転じると、関根大輝は中央にいる細谷真大へパス。この攻守の切り替えの速さは、パリ五輪でも大きな武器となる。試合は同点で迎えた終了間際、細谷真大が起点となって劇的な決勝ゴールを挙げた柏レイソルが勝利した。試合結果は、柏レイソル3−2FC東京。パリ五輪への意気込みについて、関根大輝は「自分の武器はクロスや攻撃参加。パリ五輪ではアシストでチームに貢献して、メダルを取って日本に帰ってきたい」、細谷真大は「裏の飛び出してからのシュート、前からの守備は自分の武器。そこをパリ五輪で発揮して、名前を覚えてもらいたい。チームとしては優勝。個人としても数多くのゴールと勝利に貢献できるような活躍はしたい。5点は取りたい。パリ五輪で優勝できるように頑張りたい」と語った。パリ五輪では、細谷真大と関根大輝のホットラインに期待。