陸上の女子走り高跳びで、ウクライナのマフチク(22歳)が37年ぶりとなる世界新記録をマークした。陸上の世界最高峰「ダイヤモンドリーグ」の女子走り高跳びで、ウクライナのマフチクが挑むのは、世界記録の2m10cm。見事成功し、思わず飛び跳ねて喜ぶマフチク。わずかにバーに触れながらも、なんとか耐え、これまでの記録を1cm更新。実に37年ぶりの世界新記録樹立となった。ロシアによる侵攻が続くウクライナを離れ、エストニアで練習を積んできたマフチク。去年の世界選手権でも優勝し、大舞台・パリ五輪直前での世界記録更新に、「本当に信じられない。この世界記録は私の国のためのもの」と語った。