女子100mバタフライ・個人種目で、パリ五輪出場権を獲得した競泳の池江璃花子。池江璃花子は、16歳で出場したリオ五輪で入賞し、アジア大会で、史上初めて6冠を達成し、MVPに選出された。2018年には、世界ランキング1位になった。2019年、急性リンパ性白血病と診断されが、東京五輪へのプレッシャーから解放されたことで、前を向けたという。10カ月以上の闘病生活を送り、2020年には、パリ五輪出場を目標に掲げた。406日ぶりにプールに戻り、東京五輪出場を果たした。400mメドレーリレーでは決勝に進出した。ことし3月の選考会では、復帰後の自己ベストを更新し、パリ五輪出場が決定した。かつての自分と今の自分を比較して、葛藤することもあったが、去年10月、オーストラリアに練習拠点を移し、自信を取り戻していったという。池江璃花子は、病気だったことに甘えたくない、昔の自分をもう一度超えたいなどと話した。