きょう上田晋也が取材したのは柔道女子48キロ級の金メダリスト、角田夏実。48キロ級は谷亮子以来、20年ぶりの金メダル。パリオリンピックの全試合で見せた角田の武器が巴投げ。他の選手は相手を片足で持ち上げるが角田は両足で持ち上げていた。両足を使うことで相手を逃さず技を決めることができるという。31歳でオリンピック初出場は柔道日本女子史上最年長。遅咲きの理由はライバルたちの存在が関係していた。リオでは銅メダルの中村美里、東京のときは金メダルの阿部詩と同じ階級。そこで角田は52キロ級から48キロ級に階級変更。そのため待っていたのは過酷な減量。減量前体重は54キロウエスト66センチであったが1ヶ月で6キロ減量しウエストは59センチとなった。