パリオリンピックでは日本の技術も使用されている。競泳会場ではプロジェクションマッピングでパナソニックが最新鋭のプロジェクターを提供、東京オリンピックの約1.5倍となる130台を各会場に設置した。プロジェクターは4つを1セットで明るさを実現、プールへの投影は16台使用、巨大スクリーンは24台で運用、調整や運用をパリではなく日本の大阪で行っている。通信状況や機材の温度などをリアルタイムで監視、また応援の振動などでプロジェクターの位置がずれてしまった場合も日本から再調整できるという。従来は機材の監視や調整のために必要だった現場のスタッフを削減、さらに一元管理できることで多くの会場にプロジェクターを設置できた。プロジェクターも東京大会のものと比べ、40%小型化、輸送コストや消費電力も抑えた。パナソニックは世界に技術力をアピールできるいい機会になると自信を見せた。
パリオリンピック・プレスセンターにあるカメラサポートブースではソニーは報道カメラ向けにカメラの点検や修理を行うサービスを提供している。ソニーは今回修理期間中の代替機などとして、カメラ600台以上、レンズなど1300個以上を用意、その場で修理もできるようにエンジニアを含めて80人のスタッフが対応する。こうした規模で対応するのは初めてという。ソニーはミラーレスカメラに接続するだけで撮影した写真を5G回線を使ってわずか数秒でデータ転送できる機器を3月に発売。こうしたこともありソニー製のカメラを使う人が増えたためブースを設置した。得意とする通信を武器にスピードが求められるスポーツや報道の現場での活用につなげたい考えだということ。
パリオリンピック・プレスセンターにあるカメラサポートブースではソニーは報道カメラ向けにカメラの点検や修理を行うサービスを提供している。ソニーは今回修理期間中の代替機などとして、カメラ600台以上、レンズなど1300個以上を用意、その場で修理もできるようにエンジニアを含めて80人のスタッフが対応する。こうした規模で対応するのは初めてという。ソニーはミラーレスカメラに接続するだけで撮影した写真を5G回線を使ってわずか数秒でデータ転送できる機器を3月に発売。こうしたこともありソニー製のカメラを使う人が増えたためブースを設置した。得意とする通信を武器にスピードが求められるスポーツや報道の現場での活用につなげたい考えだということ。