スペイン総選挙について、パリの記者は「ボックスは内容とスピードが野心的な分、反発も大きいと感じる。そもそもサンチェス首相は閣僚の半分を女性にするなどこのジェンダー対策に強い意欲を魅せてきたがこちらパリからみていてもとにかく動きは矢継ぎ早。スペインの人たちがこれをどう受け止めているのか気になっていた。結果反発する人たちがいるとわかった」など伝えた。ボックスの主張はそうした一部の人たちに刺さっているということになるのかと聞かれるとパリの記者は「長く続いたフランコの独裁時代を教訓にして民主化と自由化に懸命に取り組んできた。EU加盟後には加速して、その理念をまっしぐらに追いかけてきた。ボックスはそうした中で置き去りにされたと感じている人の支持を獲得。(右派政党の連携については押収全体に波及するのか)流れは欧州各国で出来ている」など伝えた。