パリオリンピック。卓球女子団体・日本はタイに勝利し、準決勝進出を決めた。体調を整えるリカバリーウェアの開発を手がけるテンシャルが開発したウェア「BAKUNE」。独自に開発した繊維を使うことで、血行を促進し、睡眠の改善が期待できるという機能性パジャマ。1年半ほど前から平野美宇選手とサポート契約を締結。パリオリンピックに向けて、睡眠の面からサポートを進めてきた。海外での試合が多い平野選手の睡眠データを分析。データをもとに、ベストコンディションで試合に挑むための戦略を立てる。近年拡大するスリープテック市場。テンシャルは他社との差別化を図るためにも、トップアスリートを通して、睡眠の効果を証明し、ビジネス拡大をしていきたい考え。広がるスリープテックの活用。セゾンテクノロジーは、社員の健康向上につなげようと新たな取り組みを始めた。専用の機器を使って、睡眠中の脳波を測定。5日分のデータから、AIが睡眠の質を分析する。睡眠の質が悪いと判断された社員には医療費の一部を会社が負担し、睡眠改善のための受診を促す。葉山誠社長は「社員一人一人のパフォーマンスを高めること。睡眠のデータを取得することで何か月か先に起こるリスクをAIで予知できると期待」とコメント。