パリ五輪アジア大陸別予選日本代表選考会。第1ラウンドを取られてしまい後がなくなった陽向さん。残り8秒で陽向さんが後ろ蹴りを出すが転倒し相手に1点。終了間際、岡本選手が場外に出て土壇場で追いつき同点。得点にならないヒットポイント数が多かった方の判定勝利に持ち込み、勝ったのは岡本選手だった。このトーナメントを制したのは岡本選手。しかしこの大会特別ルールがあり、敗者復活戦が行われ再度岡本選手と対戦し、勝てばアジア大陸別予選に進むことが出来る。陽向さんは順調に勝ち進み、敗者復活の決勝戦で東京オリンピック代表・山田美諭選手と対戦。試合は1対1で迎えた第3ラウンド。山田選手に完敗し陽向さんは敗退。結果、大会は岡本留佳選手が優勝し日本代表になった。大会から3日後、仙台の道場にお邪魔すると稽古に励む陽向さんの姿があった。岡本選手との試合の敗因は、勝てると思って試合に臨んでいたので思ったように試合を進められてるという気の緩みが出てしまったという。次の目標は、4年後のロサンゼルス五輪などと話した。