パルの東京本社では、アパレルブランドの新商品会議が行われていた。こうしたチャレンジに小路がきまって口にするのはおもろい。おもろい人というのは創業当時から大切にしている人材。今や売上2000億円を超える巨大企業のパル。創業者は井上英隆氏。初めは1973年にジーンズショップのパル青山を開きパルを創業。当初は海外ブランドのセレクトショップとして拡大していたが、現在は創業者は一線から引いているが、意見や文句を言う人材を重宝するような人だったという。一方小路は1963年大阪生まれ。大学時代からアパレル業界だが、新卒でパルに入社したはその斬新な社風に驚かされた。当時は一般的だった年功序列ではなく、成果主義だったという。パルが手掛けているアパレルブランドは、やる気のある若手スタッフの発案。パルの社風も今も受け継がれている。そのバイヤーが驚いたのはどんな企画でも決してダメだとは言わないことだという。小路も31歳の時に新たなブランドの立ち上げを提案。採用されたのがLUI’S。初めてブランドの責任者になると創業者の井上氏に大切な教えをもらったという。その時におもろい人をとれと言われたという。おもろい人は常識や前例にとらわれない、新しいアイディアを伝え他人に伝える力をもった人のこと。小路には身を持って経験したことに赤字に陥っていたアクセサリーブランドの立て直しを任されたことがあるという。ある店舗の視察に訪れた際に、アルバイトに、アクセサリーよりバッグのほうが売れると物を言っていたという。アクセサリーは自社製品だったがバッグは他社製品だった。自社でバッグを売ればいいというアルバイトをそのままデザイナーに抜擢した。その社員はUSAGIバッグというバッグを考案し大ヒットさせた。他にもノートパソコンが持ち運べる樹脂パーツトートバッグも作り人気商品に。ヒット商品が生まれたことで人気ブランドに。
小路はパルではやってもやらなくても平等ではなく、やった人はやった分だけプラスアルファがつくという。それがパルのインセンティブや成果主義につながっていると答えた。またおもろいという言葉は深い言葉で、去年はこうだったが、今年は面白いからこうしようと言える人がよく、跳ねっ返りのような所があるという。また加点主義な社風で、できることを伸ばしていくが、欠点もあるが加点していくことでその人達があがってくるという。
小路はパルではやってもやらなくても平等ではなく、やった人はやった分だけプラスアルファがつくという。それがパルのインセンティブや成果主義につながっていると答えた。またおもろいという言葉は深い言葉で、去年はこうだったが、今年は面白いからこうしようと言える人がよく、跳ねっ返りのような所があるという。また加点主義な社風で、できることを伸ばしていくが、欠点もあるが加点していくことでその人達があがってくるという。
住所: 大阪府大阪市中央区北浜3-5-29 日本生命淀屋橋ビル4F
URL: http://www.palgroup.co.jp/
URL: http://www.palgroup.co.jp/
