絵本「パンどろぼう」シリーズの作者・柴田ケイコ先生に取材。「パンどろぼう」シリーズの前に食いしん坊のしろくまが食べ物の中に入るお話「おいしそうなしろくま」を制作。名刺に描いてあったパンを被ったしろくまのイラストを見た編集者が面白いと言ったことがパンどろぼう誕生のきっかけ。「パンを動物に被らせる」ありえない設定が面白いと特に深い理由もなく誕生。動物は顔を隠しても体でバレてしまうため、パンを被っても正体がバレないような動物にしたという。柴田自身がパン好きなので色合いにはこだわっている。「まずい」のイラストは怖いと思われないか不安だったが、編集者の角田さんがOKを出し通してくれた。1作目を超えるのではなく、常に新しいものを作るつもりで絵本づくりを行っている。今月にはシリーズ7巻「パンどろぼうとスイーツおうじ」が出版された。