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「ヒグマ」 のテレビ露出情報

知床半島には100軒の番屋がある。岬に最も近い赤岩地区に番屋を持つのは藤本ユリさん。町から赤岩まで船で1時間半、道路なし。電気、水道もなく自給自足で暮らしている。流れ着いた流木を薪にし、水は番屋のそばの沢から調達。風呂も手づくり。この日は鳥の大群が出現。鳥に追われ浜に打ち上げられた魚をひろい、薪ストーブで焼いて食事にした。
知床の番屋に1人で暮らす藤本さん。大正14年、北海道南部の漁村に生まれる。28歳のとき、家族で知床に移住し昆布漁を始めた。夫は病気で亡くなったが、藤本さんは慣れ親しんだ番屋で暮らし続けている。今の仕事は、番屋の前の浜辺に自然に流れ着いた昆布をとる「拾い昆布漁」。夏の初めでも水温10℃未満の知床の海。腰まで浸かって毎日2時間以上、漁を続ける。1日にとれるのは約150kg。乾燥させて倉庫に保管し、9月下旬にまとめて町へ持ち帰る。赤岩の海は最も昆布が取れる場所の1つ。
知床の番屋に1人で暮らす藤本さん。この日は嵐。過去には高波にさらわれ番屋が全壊したことがあるが、しけた後には昆布の根が緩むため漁にとっては良い兆候という。翌朝は晴れ。浜を見てみると大量の良質な昆布が。知床の番屋で拾い昆布漁を専業にしているのは藤本さんだけ。この日は4時間以上拾い続け、300kgを収穫。直後、再び嵐に。昆布は雨水にさらされると商品にならないため、全て台無しに。番屋に戻り、「急いで倒れたって何にもならない」「ゆっくりやったほうがあきらめが付く」など話した。
知床の番屋に1人で暮らす藤本さん。この日は岬の反対にある友人の番屋を訪ねた。この日は留守。手土産のお酒と置き手紙を残し帰宅。その途中、岬の突端に寄り道。海を見渡す崖の上にやってきて、その風景を眺めた。知床に1人で暮らして30年、大自然の息吹を肌で感じることが藤本さんにとって何ものにも代えがたい喜びという。
知床の番屋に1人で暮らす藤本さん。この日藤本さんのもとを訪ねてきたのは、街で暮らしている長女・キエさん家族。母のことが心配で、船で2時間かけてやってきたという。屋根や風呂を直してもらった。キエさんらは番屋で暮らすのをやめるよう言い続けているが、藤本さんは聞く耳を持たない。
知床の番屋に1人で暮らす藤本さん。知床には野生動物が多く暮らしていて、番屋でも過去2回ヒグマに襲われたことがある。その際、藤本さんは浜にいて無事だったが食料を食い荒らされ飼い犬が噛み殺された。この日の夜、犬が一晩中吠え続けた。ヒグマが近くにいることを知ると、番屋の周りの草を狩り始めるなど対策。後日、体長1.5mほどのヒグマが出没。藤本さんは「怖くないとは言わないが 見てしまってからはどうしようもない」など話した。
知床の番屋に1人で暮らす藤本さん。9月中旬、飼い犬が3匹の子犬を出産。藤本さんはまもなく街に帰る予定。この日、再び岬の突端へ。オホーツク海を見渡せる崖の上に座り込み、大好きな風景をじっと眺めた。藤本さんはあと半月で80歳になる。収穫した昆布は小舟3艘分。犬たちも船に乗せて帰還。5匹の犬と再び番屋にやってくるのは来年の5月。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月6日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.(ニュース)
ヒグマの脅威!相次ぐ都市部出没の実態。

2025年11月5日放送 23:00 - 0:04 日本テレビ
news zero(20年目企画)
北海道・砂川市のクマハンターに1週間密着取材。取材初日、北海道猟友会の池上は市からの依頼を受けて調査しており、設置した箱わなの確認を行った。池上は2018年にヒグマを撃った際に建物に向け発射したとして銃を没収されているが、それでも住民の安全のために活動を続けている。クマの足跡などを発見し、クマ被害に遭ったリンゴ農園は今年ぐらいからまとめて被害を受けたなどと明[…続きを読む]

2025年10月30日放送 5:50 - 9:00 日本テレビ
ZIP!TOP NEWS 解説
石川県立大学の大井徹先生が解説。全国のくまの想定個体数を表す地図を見て対応をするのが重要だと話し、個体数は増加傾向にあることがわかる。教授はこのデータをみて精度も様々だが個体数は増えているといい、モニタリングが必要など話す。ドングリ不作の年を東京と秋田で比較すると衝撃的な増え方をしていた。くまが増えて、エサ争いが激化しひと里に市街地にやってくるといい、教授は[…続きを読む]

2025年10月29日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
ヒグマへのエサやりを防止するステッカーを作った栗原さんは知床半島に特別な思い入れがある。栗原さんは羅臼岳を4年間で160回登った。ことし8月羅臼岳で登山中の男性がヒグマに襲われた。一部の観光客がヒグマにエサやりしヒグマがヒトを怖がらなくなった。栗原さんが現在進めているのが企業への協力の呼びかけ。

2025年10月27日放送 23:00 - 23:56 TBS
news23(ニュース)
2011年にはエゾシカの捕獲を陸上自衛隊が後方支援した例がある。今回のクマによる自衛隊派遣も後方支援になる。クマは基本的に鳴かない動物で、鳴き声は危険が近づいているサイン。

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