パリオリンピック。バスケットボール男子予選リーググループB:日本vsフランス。日本は初戦のドイツ戦では20点差で敗北。東京五輪・銀メダルのフランス代表を相手に互角の大接戦を演じた。この試合最初の得点はエース・八村塁。昨シーズンのNBA新人王で222cmのV.ウェンバンヤマと出場選手の中で最も低い日本・富樫勇樹は167cmで身長差は50cm以上。バスケットボール男子日本代表のオリンピックでの勝ち星は1972年ミュンヘンオリンピック以来なし。第1Qは32-25と7点ビハインドで終了。第2Qは選手をガラッと変えた。2mを超える選手がひしめく中でも果敢にボールを拾う富樫勇樹の姿に会場が沸いた。連続の3Pで日本が追いつくも、再びフランスが引き離し、49-44で第2Qを終えた。第3Q開始早々連続3Pで同点に追いつくと、ついに逆転し、リードを奪った。ここまでで3Pの確率が56%。八村塁はNBAで磨いた個人技でみせた。しかし自力が勝るフランスにまた逆転され69-64の5点差で第3Qを終えた。第4クオーターでは八村がアンスポーツマンライクファウルで退場したが河村が奮闘。残り5分でリードを奪った。
残り16.4秒で4点差。歴史的1勝が目の前にまでやってきたが、河村のファールで同点とされる。第4クオーター終了時、84−84で、5分間の延長に突入。52年ぶりの歴史的勝利を目指した延長戦で日本の前に身長222cmのV.ウェンバンヤマが立ちはだかった。延長戦が終了し90−94の4点差で負けとなった。歴史的1勝はお預けとなったが、地元の大声援を受ける強豪・フランスとの延長にもつれる死闘を通して、その時が近いことを示してくれた。
残り16.4秒で4点差。歴史的1勝が目の前にまでやってきたが、河村のファールで同点とされる。第4クオーター終了時、84−84で、5分間の延長に突入。52年ぶりの歴史的勝利を目指した延長戦で日本の前に身長222cmのV.ウェンバンヤマが立ちはだかった。延長戦が終了し90−94の4点差で負けとなった。歴史的1勝はお預けとなったが、地元の大声援を受ける強豪・フランスとの延長にもつれる死闘を通して、その時が近いことを示してくれた。