今日の株価の同行を三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩さんに聞く。日経平均の予想レンジは61800円~62300円。週末ということもあり一旦上値を試した後は利益確定売りに押されやすい展開も予想される。注目ポイントは、企業業績と長期金利の上昇が日本株に与える影響。3月期決算企業の発表が終了し2026年度の会社予想は全体で増収増益の見方が示された。現時点で全体の数字を見る限りはまずまず良好な内容。アメリカ500社ののEPSの伸び率は今年・来年とも2桁の伸びが見込まれており市場の見通しは良好。業種別では情報技術が500社全体を上回る非常に高い伸びが予想されており、日本の半導体関連銘柄にも追い風となりそう。経済成長に伴いインフレが緩やかに上昇する見通しのもとでの上昇であれば株式市場とって悪いものではないが、インフレ見通しの悪化や財政悪化に対する懸念が強まる中での長期金利上昇は株式市場にマイナスの影響が及ぶ可能性があり、現在はこの状況への警戒が強い。6月の日銀の金融政策決定会合と6月に発表の骨太の方針に注目。金融政策決定会合ではビハインド・ザ・カーブやインフレ懸念を払拭できるか、骨太の方針では責任ある積極財政は市場の財政悪化懸念を払拭できるかがポイント。
