いま海で他国から流れ着いた”ごみ”が問題になっている。今回のクエスト「『今 海で起こっている問題』がわかるネットコンテンツを探し出せ」。現在、生活から出たプラスチックごみが海をわたり世界全体に拡散されている。海洋プラスチックごみはプラスチック消費量の1割、年間推定3000万トン。海流に乗って地球全体へ拡散している。すでにごみは回収しきれないほどにあふれている。このプラスチックごみは海の生態系に深刻なダメージを与えている。リスク解明に挑む九州大学の磯辺教授が注目しているのは、海水に含まれるマイクロプラスチックだ。これは波や紫外線の影響で5mm以下に砕けたプラスチックの小さな欠片。魚や貝などが誤飲する例が次々に報告されている。栄養にならない異物を取り込み続けると十分に成長できず、繁殖への影響が出る可能性もあるという。海洋生物が貧弱になれば、それを食べる海鳥や海生哺乳類など地球全体の生態系に波及していく。
インドネシア・バリ島の子どもたちが2013年に始めたバイバイプラスチックバッグという活動は、バリ島にレジ袋やストローなど使い捨てプラスチック禁止の法律ができる原動力となった。活動の中心は当時12歳のメラティと妹のイザベルこの2人は世界で最も影響力のある10代にビリー・アイリッシュらと並んで選出された。今、世界の脱プラスチックの潮流を牽引する若きリーダーだ。こうした取り組みがやがてインドネシア全体のプラスチックごみ削減に対する意識変化に繋がっていった。インドネシアでは3人に1人が水筒を持ち歩き、4人に1人はマイフォークやマイスプーンを持参するようになった。
インドネシア・バリ島の子どもたちが2013年に始めたバイバイプラスチックバッグという活動は、バリ島にレジ袋やストローなど使い捨てプラスチック禁止の法律ができる原動力となった。活動の中心は当時12歳のメラティと妹のイザベルこの2人は世界で最も影響力のある10代にビリー・アイリッシュらと並んで選出された。今、世界の脱プラスチックの潮流を牽引する若きリーダーだ。こうした取り組みがやがてインドネシア全体のプラスチックごみ削減に対する意識変化に繋がっていった。インドネシアでは3人に1人が水筒を持ち歩き、4人に1人はマイフォークやマイスプーンを持参するようになった。