BofA証券・圷正嗣の解説。日経平均予想レンジは51250円~51500円。注目ポイントは物色の「二極化」が進行。この2日間で大幅に下落したため本日は反発が見込める。中国の対日輸出規制の懸念はくすぶったままのため反発は限られたものになるだろう。近年、株価が上昇し続ける銘柄とそうでない銘柄の格差が拡大している。25日売買代金の累積ファクターリターン、日米のコアCPIのグラフによると、インフレ経済に転換以降、ファクターリターンのトレンドが根本的に変わった。大型株が先行されており、特に海外投資家の資金が入りやすくなった。また特定銘柄に売買が集中し、その他の銘柄が放置されてしまう傾向が強まった。一般的に大企業の方が高い市場シェアをもっているため大型株が先行されている側面がある。業績格差が拡大するようになったのも近年の特徴。業績予想変化のファクターリターン、日米のコアCPIのグラフを紹介。値上げが可能か否かにより業績格差が拡大しファクターリターンが、ますます効くようになっている。価格支配力を備えた業種は「外需」AI、防衛、造船。「内需」金融、建設、不動産。土地持ちで最近値上げを始めた鉄道。今後、インフレが鈍化し実質賃金が上昇するようになると小売やサービスなどが先行されるかもしれない。
