コンビニ3社がタッグを組んだキャンペーンでは三陸沖・常磐沖産のわかめや鮭・海苔を使用したおにぎりや弁当などを順次発売。きっかけは東京電力・福島第一原発の処理水の放出に反発する中国が日本の水産物の輸入を停止したことで今年9月の中国向け輸出額は去年比9割減となったことから。そこで水産物の国内消費を盛り上げようと夢のコラボが実現。セブン-イレブン・ジャパンの永松社長は「地域の貢献をはかっていきたい」、ローソンの竹増社長は「3社掛け算で大きなパワーをぜひ生み出したい」、ファミリーマートの細見社長は「三陸常磐地域に対するファミリーマートの思いは非常に強い」と話した。ファミリーマートはプライベート商品全19種類を順次発売。現在発売中の商品として「三陸産わかめの鮭わかめおむすび」「宮城県産金華ぎんの塩焼き」などを紹介。1月以降は「陸奥湾産ほたてのクリームパスタ」「銚子産いわし使用 いわしの生姜煮」などを発売予定。ローソンは日常生活の中で自然と三陸常磐を応援できる状況を作りたいとしている。その代表的なのが「焼鮭のっけ盛り弁当(497円)」。だし醤油で炊いたご飯の上に三陸産銀鮭の切身・竹輪礒辺天・卵焼きがのっている。他には「伊達なしらすおにぎり」「わかめうどん」が発売予定。「三陸産鮭使用 焼鮭のっけ盛り弁当」を試食したトラウデンさんは「鮭がふっくらでおいしい。こんなに豪華でワンコインなんて凄い」とコメント。「柚子ポン酢で食べる三陸産わかめ」を試食した友利さんは「わかめがコリコリしてて美味しい。栄養面でも凄く良いですよね」とコメント。ローソン・ファミリーマートは商品を全国展開しているが、セブン-イレブンは発売エリアが東北6県と茨城県のみ。理由としては東北を訪れた際に地域限定商品を味わってほしいとのこと。