参院選の前哨戦といわれる東京都議会議員選挙。東京都によると、午後7時半時点での推定投票率は30.21%。期日前投票は過去最高の14.97%。2021年の前回の投票率は42.39%。フジテレビの議席予測では、小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が、24~35議席と第1党をうかがう勢い。政治とカネの問題に揺れた自民党は、15~29議席と選挙前から議席を減らす見通し。公明党が15~21議席、共産党が9~20議席、立憲民主党が12~19議席、国民民主党が4~12議席などとなっている。再生の道は0~6議席となる予想。都議会の定数は127で、小池知事を支持する自民党と都民ファーストの会、公明党で過半数を上回りそうな結果となった。政治評論家の杉村太蔵は「小池都政に対する評価が非常に高いのではないか」などとコメント。ノンフィクションライターの石戸諭は「現役世代に厚い政策を打ち出したところに支持が集まる傾向」などとコメント。政治部デスクの高田圭太は「自民党は乱気流から逆風に振れた。参院選ではその受け皿に国民民主党、参政党がなる可能性がある」などとコメント。タレントの山崎怜奈は「自民党は小泉頼みが見え透け過ぎていて、実際の票にはつながらないのでは」などとコメントした。出口調査による年代別の投票先を見ると、都民ファーストの会が幅広い年代で1位となっている。国民民主党、再生の道は10代から30代の若い世代からの支持が目立つ。支持政党別の投票先を見ると、「支持政党なし」の投票先がかなり割れている。