政府関係者によると、岸田総理大臣は、来月上旬に、フランス、ブラジル、パラグアイの3か国を歴訪する方向で調整を進めている。フランスでは、OECDの閣僚理事会で議長国として演説し、自由で公正な経済秩序の維持・強化の重要性を訴える見通し。ブラジルでは、ことしのG20の議長国であることを踏まえ、首脳会談で国際情勢をめぐる対応で連携していくことを確認するほか、2国間での経済協力なども深めたい考え。パラグアイでは、南米で唯一台湾と外交関係があることから、中国の海洋進出も念頭に関係強化を図る方針。
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