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「フロストフラワー」 のテレビ露出情報

北海道足寄町にある湖「オンネトー」は活火山に囲まれ、標高600mの地点にある。アイヌ語で「老いた沼」を意味するオンネトー、2000年ほど前に火山の噴出物が川をせき止め生まれたとされる。湖畔には深い森が広がり様々な生き物の住処となっている。人の手が入らなかったこともあり原始の姿を保っている。立ち枯れた木も多く、そんな立ち枯れたアカエゾマツはクマゲラによって樹皮が剥がされる。こうしてクマゲラはアカエゾマツの中にいる虫を捕まえるのだという。12月、標高の高いオンネトーは厳しい寒さが訪れ最低気温はマイナス10℃を下回る。さらにマイナス15℃を下回ると湖は一気に凍りつく。オンネトーは一晩で凍りつき姿を買えるという。凍りついた湖面は空や森を映し出す。その氷の厚さは20センチにもなり、人が歩くことも可能となる。
凍ったオンネトーの湖面には「アイスバブル」と呼ばれる気泡が凍ったものが確認できる。このアイスバブル湖の成り立ちと深く関わっている。火山の噴火によって生まれたオンネトー、湖内にある泡は沈んだ植物が分解されることで生まれたものだとされている。夜が訪れると、湖には不思議な音が響き渡る。これは氷が膨張し割れることで発生するものだという。オンネトーで雪が振り始めると数日で姿を消す。湖面の一部、凍らずに残った凍らなかった場所では「フロストフラワー」と呼ばれる霜が確認できる。湖面同様、周囲の森も雪に覆われ、生き物は懸命に生き抜く。枯れ木はこうした時期でも虫を育むのだという。凍りついたオンネトー、一瞬の氷の煌めきを放つ。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月27日放送 5:50 - 9:00 日本テレビ
ZIP!プレゼンZIP!
気象予報士・Snow Man阿部亮平がいつか見たい自然現象についてプレゼン。「漁火光柱」、イカ釣り漁船などの光が雲の氷の結晶に反射して観測される。「フロストフラワー」、凍った湖の上にできる霜の結晶が冷え込みで大きく膨らむ。春日さんは「プライベートだとお金もかかっちゃうのでぜひともZIP!でロケーション行かしてもらいたい」などと述べた。

2024年8月25日放送 21:00 - 21:50 NHK総合
NHKスペシャル氷 その神秘の世界 〜映像詩 天塩川〜
河口部が凍りついて1か月、川底ではサケの卵が孵っていた。明け方の気温が-15℃を下回るようになるとダイヤモンドダストが見られ、河岸で凍り始めた水面にはフロストフラワーがあらわれた。林では梢の先が凍って樹花ができていた。氷はアイヌ語で「とけるもの」を意味するルプと呼ばれた。流れの早い天塩川の中流部では、アイスサークルと言われる大きなカーブに生まれる渦の中で氷が[…続きを読む]

2024年8月24日放送 12:40 - 12:45 NHK総合
Nスペ5min.(Nスペ5min.)
北海道を流れる天塩川は冬になると氷で埋め尽くされ氷の道ができる。川底が凍る現象は特殊な条件が整ったときに起こる。流れのない池や水たまりは0℃になると水面から凍り始める。一方、流れが早い川は水温が0℃を下回る過冷却になる。

2024年8月23日放送 16:05 - 17:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン旬の番組テイスティング
25日午後9時放送のNHKスペシャル「氷・その神秘の世界〜映像詩天塩川〜」のダイジェスト映像。天塩川は北海道の北のほうにある日本で4番目に長い川。番組では100日以上かけて「フロストフラワー」や「アンカーアイス」などの現象を撮影した。

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