過熱水蒸気の技術を使って、食品の端材などを栄養価の高い野菜パウダーなどに再生させるベンチャー企業、アストラフードプラン。もともとこの取り組みを始めたのは加納千裕社長の父でセブンイレブンジャパンで常務を務めた、加納勉さんだった。この技術を生かして、添加物などを使わないおいしい食材を提供したいと考えた勉さんは、セブンイレブンを退社し2度起業するが、失敗に終わった。2020年に社長に就任。過熱水蒸気の技術を当時、関心が高まりつつあったフードロス問題を解決する切り札に位置づけようと考えた。スタジオでぐるりこを加えたコンソメスープを試食した。