インターネットサービスの通信障害についてまとめている民間のウェブサイトによると、日本時間の昨夜から「Xがつながらない」といった利用者の報告がネット上で相次いだということで、アメリカの複数のメディアは「大規模な障害が起きた可能性がある」と伝えていた。その後、Xを所有するイーロン・マスク氏は「Xに対する大規模なサイバー攻撃があった。または、今も続いている」と投稿した。そのうえで「われわれは毎日攻撃を受けているが、今回は多大なリソースで行われた。大きな組織的なグループや国家が関与している」として、組織的な攻撃を受けた可能性があるという見方を示した。さらにマスク氏は、アメリカのメディア「FOXビジネス」のインタビューに対し「詳しいいきさつはわかっていない」とする一方で、「攻撃はウクライナ地域のIPアドレスからだった」と主張した。一方「ブルームバーグ」は、「パレスチナを支持する『ダーク・ストーム』と名乗るハッカー集団が攻撃を認めた」と報じていて、真相は明らかになっていない。