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「ブレイクスルー賞」 のテレビ露出情報

筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構は日本が睡眠研究で世界をリードするため国の支援によって2012年に設立された睡眠の基礎研究に特化した世界最高峰の施設。柳沢正史機構長は睡眠研究の世界的な権威。柳沢の名を世界にとどろかせるきっかけになったのが1998年に発見した脳内物質オレキシン。摂食中枢や満腹中枢がある脳の視床下部で作られるため、発見当初は食欲に関連する物質だと考えられていたが、研究を進めるなかでオレキシンは非常に重要な覚醒物質であることがわかった。その後、オレキシンの作用を抑制する新たな睡眠薬の開発に貢献。こうした功績が認められ、ブレイクスルー賞とクラリベイト賞を受賞した。
ノーベル賞の期待がかかる柳沢が今、懸念しているのは日本人の睡眠。成人の平均睡眠時間はおよそ7時間22分と世界一短い。成人の4人に1人は睡眠について何かしらの悩みを抱えている。柳沢は睡眠の基礎研究で培った知見と技術を生かし、世界を変えるべく動き出す。睡眠負債の解消。2017年に柳沢が立ち上げた会社S’UIMIN。開発したのは誰でも気軽に睡眠の計測ができる装置。睡眠計測デバイスインソムノグラフは睡眠の質を見える化し、眠りを妨げる原因を探ることができる。あらゆる人の心と体を睡眠から健康にすることが目的。小説家・真山仁の睡眠を計測した結果は睡眠の時間や周期は正常の範囲だったが、ある睡眠障害が真山の体をむしばんでいた。

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