1人前から楽しめる鍋の素「プチッと鍋」は2013年から販売。瓶に入った希釈タイプの鍋物調味料が売られていたが、2000年代にそのまま使えるストレートパウチが支持を集めていく。苦戦を強いられたエバラ食品は個食鍋を発案するも、他社が同様の商品を発売することが判明。発売時期を1年以上も前倒し、初年度に9億円を売り上げた。「プチッと鍋」は鍋にとどまらず、様々な料理にも使うことができ、公式ホームページには650種類以上のアレンジレシピが公開されている。レシピ開発を担う栗原寛奈さんは「プチッと鍋」を水で割り、茹でたそうめんに注いだメニューを用意。