週明けの日経平均株価は下げ渋り、現在東証プライムの値上がり銘柄数は6割を超えている。まちまちの内容だった雇用統計を受けたアメリカ株が小幅に続落したことから日経平均は朝方、3万2千円を下回って始まり、下げ幅は一時360円を超えた。その後下げ渋ってTOPIXはプラスに転じた。セクターでは商社や電気などがウラれた一方、地銀関連や水産などが買われている。日経平均先物は変わらず、3万2150円。TOPIXは小幅に続伸。専門家はアメリカの雇用統計について、インフレ懸念再燃とまでは言い切れないのかななどとコメントした。朝方安く始まった日経平均が下げ渋り、TOPIXはプラスに転じている背景について専門家は企業業績への期待が下支え要因になっているなどとコメントした。今週はソニーグループやソフトバンクグループなど注目の決済があり、企業業績への期待要因というものがあるという。8月は例年相場が盛り上がらない月と言われているため、辛抱の1か月になる可能性があるなどとも専門家。ユニチャームは上期純利益が9%増となり、実質的な上場来高値を更新している。